「うわぁ!」たまたま訪問してきた方のたった一言で全ては始まりました。
「え!なに?」と言って自分の顔を見た私は、そこで初めて自分の素顔をちゃんと見ていなかったことに気付きました。
「こんなにシミが!」
美容とか化粧とか全く興味がなかった私。タイミングがとても良かったのかもしれません。子どもの子育ても落ち着き、少し前に夫の転勤で高松に来たこともあり、知らない土地で知り合いもなく、自分で何かすることもない、時間の余裕もある時でした。
「シミに良いものが開発されたから」と持ってきて下さったのが『スクワラン』でした。
ですが、実は最初は色々と困りました。スクワランを使い始めると、肌がボロボロしてきて「畑」と言われるような状態に。とても怖くなって、乳液を買ってつけてみたり。しかし、ちょっと待てよ、「化粧品」ってなんだろう?ふと疑問がわいてきました。
この疑問から次なる道がスタートしました。
前述しましたとおり、時間があった私は、書店に行き「化粧品1000種」という本を手にし、スクワランをもっと知りたい、皮膚の再生効果・浸透性。
やけどをしても打ち身をしてもスクワランを塗ってみる、口にしてみる。
化粧品であって化粧品でないスクワランの働きに、魅せられ「スクワランを紹介したい」という気持ちを強く持つようになり、気が付けば流布する側になっておりました。
そうしているうち、更に皮膚や美について知りたくなり、皮膚科学・生理解剖学を学ぶために美容学校へ入学。初めてお会いした教頭先生には「入学されるお子様は?」と聞かれるなど。今思えば笑い話もいっぱいです。
若い人に混じりながら、励ましも受け、無事に美容免許も取得。化粧品の販売代理店も58件になっておりました。